こんにちは!かんプロリフォームCLUBです。
トイレの使いにくさや古さに悩まれていて、「そろそろ和式から洋式にリフォームしたいな」とお考えの方も多いのではないでしょうか。
特に津市では、築年数が経過した住宅が多く、昔ながらの和式トイレが今も残っているご家庭も多いです。
この記事では、和式トイレを洋式トイレにリフォームするメリットや注意したいポイント、工事の流れ、費用の目安などを分かりやすくまとめています。
初めてのトイレリフォームでも安心して進められるよう、専門店の視点から丁寧にご紹介します!
和式トイレから洋式トイレへのリフォームを検討中の方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
洋式トイレに変えるための工事とは?
「トイレを和式から洋式に変えるだけなら、便器を取り替えるだけで済むのでは?」
…そう思われる方も少なくありません。
しかし、実際のリフォーム現場では、想像しているよりも多くの工事が必要になるケースがほとんどです。
なぜなら、和式トイレと洋式トイレでは「設備の構造そのものが違う」からです。
まず大きな違いが「排水の位置」です。
和式トイレは、しゃがんで使用するスタイルのため、便器が床面に埋め込まれています。
そのため排水口は便器の真下にあり、床下から排水管が垂直に設置されているのが一般的です。
一方、洋式トイレは座って使用するタイプのため、排水位置が床面より後方(壁寄り)にあることが多くなります。
そのため、既存の排水管と洋式便器の排水口が合わないことが多く、排水位置を移動したり、アダプターを使用したりする調整工事が必要になります。
次に「床の構造」にも大きな違いがあります。
和式トイレは、床面が一段下がっている構造になっていることが多く、これをそのまま洋式便器に置き換えると、便器が不安定になったり、床の強度に問題が生じることがあります。
そのため、床を一度解体し、下地から作り直した上でフラットに仕上げる工事が必要になります。
加えて、「内装の変更」もほぼ必須です。
和式トイレは、床や壁にタイルが使われていることが多く、掃除がしにくかったり、冬場に冷たさを感じるというデメリットがあります。
洋式トイレへ変更する際には、クッションフロアへの貼り替えや壁紙の張り替えを行うことで、見た目の印象や使い勝手を現代のスタイルに合わせることができます。
また、トイレの快適性や安全性を高めるために、以下のような工事が追加されることもあります。
電源の新設(温水洗浄便座を使用する場合)
換気扇の設置または交換(湿気やにおい対策)
照明の変更(LEDへの交換など)
手すりの設置(高齢者や介護対応)
ドアの交換(開き戸→引き戸などバリアフリー化)
これらをすべて合わせると、ただ「便器を交換するだけ」では済まない、大がかりな工事になることがおわかりいただけるかと思います。
特に築年数が経っている住宅では、配管の老朽化や床下の腐食が見つかることもあり、事前調査の結果によっては追加の補強工事が必要になるケースも少なくありません。
和式から洋式に変える3つのメリットとは?
和式トイレを洋式トイレにリフォームすることで得られるメリットは、実際に使ってみると想像以上に大きいものです。
特に以下の3点は、どのご家庭にとっても生活の質に直結する重要な要素です。
使いやすさの向上
和式トイレの最大のデメリットは、「しゃがむ動作が必要」という点です。
若い世代であればさほど気にならないかもしれませんが、膝や腰への負担が大きいため、高齢者や足腰に不安のある方にとっては大きなハードルとなります。
洋式トイレは椅子のように腰をかけることができるため、立ち座りがしやすく、転倒リスクも減らせます。
また最近の便器には、座面が少し高く設計されている「ハイタイプ」もあり、介護が必要なご家庭では非常に人気があります。
さらに、「オート開閉」「自動洗浄」「脱臭機能」などを搭載した高機能モデルも増えており、日常的なトイレ使用の“手間”が減り、ストレスが大きく軽減されるのもポイントです。
掃除がしやすく、毎日のお手入れがラクになる
和式トイレは、床や周辺に水が飛びやすく、また床材がタイルであることが多いため、掃除に時間がかかる・落ちにくい汚れが出やすいという課題があります。
一方、最新の洋式トイレは「フチなし便器」「防汚加工」「自動洗浄ノズル」など、お手入れのしやすさを追求した設計がされています。
また、床材もクッションフロアに張り替えることで、水拭きが簡単になり、掃除の負担が半減します。
「掃除にかける時間を減らしたい」「衛生的な状態を保ちたい」と考える方には、大きなメリットといえるでしょう。
衛生面の向上
和式トイレでは、しゃがむ姿勢や便器の構造上、使用時に水や尿の飛沫が周辺に飛びやすいという欠点があります。
特に家族が多い場合や来客がある家庭では、清潔感の維持に気を遣う場面も多くなります。
洋式トイレは、便座の形状やフタの自動開閉機能などにより、飛沫の拡散を最小限に抑える設計がされています。
また、除菌・脱臭機能を備えたモデルを選ぶことで、においや菌の発生を抑えることができ、トイレ全体の衛生環境が飛躍的に良くなります。
注意したいポイントと工事の流れ
排水位置の確認
繰り返しになりますが、和式トイレから洋式トイレにリフォームする際、最も重要なチェックポイントの一つが排水位置の確認です。
多くの和式トイレは床排水で、排水口が便器の真下にあります。
洋式トイレも床排水が主流ですが、排水口の位置(前後の距離)や高さが異なる場合が多く、既存の排水管と新しい便器の位置が合わないケースがあります。
この場合、排水芯(トイレの排水口の中心から壁までの距離)を調整する部材やアダプターの設置が必要になります。
場合によっては、床下の配管を延長・移設する工事が発生することもあります。
事前にしっかりと現地調査を行い、既存の排水芯と新しい便器の仕様が合っているかを確認することが大切です。
床の高さと段差
和式トイレでは、便器部分の床が一段低くなっている構造が一般的です。
洋式トイレに変更する際は、この段差をなくして床をフラットに仕上げる工事が必要になります。
段差をなくすことで、つまずきや転倒のリスクを減らすことができ、特に高齢者のいるご家庭や、今後のバリアフリー化を見据えている場合には重要なポイントです。
また、トイレの出入り口の段差もあわせて調整すると、さらに安全性が向上します。
手すりの設置もこのタイミングで検討するのがおすすめです。
換気や照明の見直し
築年数が古い住宅では、和式トイレに換気扇が設置されていなかったり、照明が暗かったりすることもあります。
この機会に換気扇の新設・交換や、LED照明への切り替えなどを行うことで、湿気やにおい対策にもなり、トイレ空間全体の快適さがアップします。
また、センサー付き照明や自動点灯・消灯機能を取り入れると、節電にもつながり便利です。
工事の流れと工期の目安
実際のリフォーム工事は、以下のような流れで進みます。
①既存の和式トイレの解体
②排水管の移設・配管工事
③床の下地調整・段差解消工事
④新しい洋式トイレの設置
⑤床・壁の内装仕上げ(クッションフロアやクロスなど)
リフォーム内容の規模にもよりますが、工期の目安は2日〜3日ほどです。
排水移設や床の構造補強が必要な場合は、もう少し日数がかかることもあります。
費用の目安
和式から洋式へのトイレリフォームにかかる費用は、内容によって幅があります。
便器のグレードや工事の規模によって異なりますが、おおよその目安としては以下のとおりです。
* 最低限の交換工事:15万円〜20万円
* 床の補修・内装も含める場合:20万円〜30万円
* 配管移設や段差調整を伴う本格的な工事:30万円〜40万円以上
「どこまで手を入れるか」によって費用が変わりますので、まずは現地調査を依頼して、見積もりを取るのが安心です。
まとめ
和式トイレから洋式トイレへのリフォームは、便器交換だけでなく排水位置の調整や床の補修、内装の張り替えなど多くの工事が必要です。
使いやすさや掃除のしやすさ、衛生面の向上といったメリットも大きく、快適なトイレ空間を実現します。
費用や工事内容は住宅の状況により異なるため、まずは現地調査と見積もりをおすすめします!
かんプロリフォームCLUBでは、皆様の快適な住環境づくりをお手伝いしております!
トイレ・給湯器・コンロ・レンジフード等の設備機器の取替から、お風呂・キッチン・外壁塗装・外構工事等の大規模なリフォームまで幅広く承っております。
下見~見積までは無料ですので、津市でリフォームをご検討の際は、是非お気軽にお問い合わせください。



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