2025-09-25
在来工法とユニットバスの違いとは? 費用・工期・ポイントを解説!
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こんにちは!かんプロリフォームCLUBです。
お風呂のリフォームを検討している方の中には、「昔ながらのタイル張りのお風呂から思い切ってユニットバスに替えたい」という方も多いのではないでしょうか。
ひと口に浴室リフォームといっても、在来工法(タイル張りのお風呂)からユニットバスにリフォームする場合と、ユニットバスからユニットバスに交換する場合とでは、工事の進め方や必要な作業、かかる期間や費用が大きく異なります。
この記事では、「在来工法からユニットバスへの工事」 と 「ユニットバスからユニットバスへの工事」 の違いを、工事内容・費用・工期の観点から詳しく解説します。
さらに、在来工法からユニットバスへ変える際のメリットやデメリットについても解説するので、これから浴室リフォームを検討する方にとってきっと参考になるはずです!
ユニットバスと在来工法の違い
ユニットバスとは?
ユニットバスは、壁・天井・床・浴槽といった構成部材を工場であらかじめ製造し、現場に搬入して組み立てる方式の浴室です。
パネル式やモジュール化したパーツを使うため、現場での手間が少なく、設置精度も一定に保ちやすい点が強みです。
多くの住宅設備メーカー(TOTO、LIXIL、Takara standard、Panasonicなど)が規格化したユニットバスを展開しています。
在来工法とは?
在来工法とは、現場で床・壁・防水層・仕上げ材(タイルなど)をひとつずつ施工していく方式の浴室を指します。
在来工法では、床の勾配、排水処理、防水層の施工を現場で調整しながら作業を進める必要があります。
自由な形状や素材、段差の演出など設計の自由度が高い反面、現場技術と管理力が問われます。
工事の流れと工期
在来工法からユニットバスへ工事する場合
在来工法からユニットバスへリフォームする場合、まずタイルや壁、床、土間といった既存浴室をすべて解体します。
その後、躯体の点検・補強を行い、腐食やシロアリ被害があれば補修を実施します。
続いて、防水工事や土間打ち直しを経て、配管・電気工事をやり直し、新しいユニットバスを搬入・組み立てます。
最後にシーリングや仕上げ、動作確認をして完了です。
このように工程が多いため、工期は7~12日程度かかるのが一般的です。
ユニットバスからユニットバスへ交換する場合
すでにユニットバスが設置されている場合は、既存のユニットバスを解体・撤去し、配管や電気配線を必要に応じて調整します。
その後、新しいユニットバスを組み立て、仕上げや動作確認を行って完了です。
大掛かりな補強工事や防水工事が不要なため、工期は4~6日程度と比較的短く済みます。
浴室リフォームの費用相場
在来工法からユニットバスへ工事する場合
費用の目安は100万円~200万円前後です。
解体範囲が広く、防水工事や配管・電気工事のやり直しが必要になるため、コストは高めになりがちです。
さらに、解体時に柱や土台の腐食が見つかると追加費用が発生することもあります。
ユニットバスからユニットバスへ工事する場合
費用の目安は80万円~150万円前後です。
既存ユニットバスを撤去して新しいものを設置するだけなので、在来工法からのリフォームに比べて費用は抑えやすいのが特長です。
費用が変動する主な要因としては、選ぶユニットバスのグレード(標準仕様か高級仕様か)、浴室の広さ(0.75坪・1坪・1.25坪など)、断熱材や窓交換といった追加オプションの有無、さらには給湯器交換や脱衣所のリフォームを同時に行うかどうかが挙げられます。
在来工法からユニットバスへリフォームするメリット
在来工法の浴室をユニットバスにリフォームする最大のメリットは、防水性が高まり漏水リスクを大幅に減らせることです。
タイル張りのお風呂では経年劣化によるひび割れや防水層の傷みから水漏れが発生するケースがありますが、ユニットバスは工場で作られた防水構造を現場で組み立てるため、その心配が少なくなります。
また、断熱性・保温性が向上する点も見逃せません。
冷たいタイル床から断熱仕様の床に変わることで冬場でも快適に入浴でき、浴室全体の温度差も和らぎます。
さらに、壁や床のパネルは継ぎ目が少なくフラットな仕上がりになるため、掃除が簡単でカビの発生も抑えやすいのが特長です。
メンテナンス性が高く、シーリングの打ち替えなどの定期的な対応で長期間使用できるため、長期的な維持コストも下げやすいといえます。
加えて、入口の段差を解消したり、将来的に手すりを取り付けたりといったバリアフリー対応がしやすいのもユニットバスの強みです。
高齢の方や小さなお子様がいるご家庭でも安心して使える浴室に変えることができます。
在来工法からユニットバスへ変えるデメリット・注意点
一方で、在来工法からユニットバスに変える際にはいくつかのデメリットや注意点もあります。
まず、ユニットバスは規格化された製品であるため、完全オーダーメイドの自由度は下がるという点です。
在来工法のように細かな寸法や素材を自由に選ぶことは難しく、基本的にはメーカーが用意したサイズや仕様の中から選ぶことになります。
また、工事では浴室を解体して土台を補強する必要があるため、費用が高めになりやすい傾向があります。
さらに、解体の段階で柱や土台の腐食・シロアリ被害などが見つかると、予期せぬ補修費用が発生する可能性もあります。
加えて、ユニットバスは規格サイズで設計されているため、既存の浴室寸法と合わないケースではサイズの制約が生じ、希望どおりの広さを確保できない場合もあります。
まとめ
ユニットバスは工場で作られた部材を組み立てる方式で、防水性や断熱性に優れ、掃除やメンテナンスがしやすいのが特長です。
対して在来工法は自由度が高い反面、防水性や維持管理に課題があります。
リフォームでは、在来工法からユニットバスにする場合は解体・補強工事が必要で費用も100~200万円、工期は7~12日程度かかります。
ユニットバスからユニットバスへの交換は工期4~6日、費用80~150万円と比較的手軽です。
在来工法からユニットバスに変えることで、防水性や断熱性の向上、掃除のしやすさ、バリアフリー対応などのメリットが得られますが、自由度の低下や追加費用のリスクには注意が必要です。
かんプロリフォームCLUBでは、皆様の快適な住環境づくりをお手伝いしております!
トイレ・給湯器・コンロ・レンジフード等の設備機器の取替から、お風呂・キッチン・外壁塗装・外構工事等の大規模なリフォームまで幅広く承っております。
お見積は無料ですので、津市でリフォームをご検討の際は、ぜひお気軽にお問い合わせください。



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